無名精神科看護師のただの戯言ですよ。

『看護は思いやり』を信念に活動する大学教員の戯言です。

【必見】育児がちょっとだけラクになるコツを精神科看護師が徹底解説!

皆さんどうも。

実は…大学院では育児に関することを研究していたムメカンです。

意外でしょ?笑

今日はそんな育児に関するお話。

育児をしている親御さんたちの少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

目次

男性の精神科看護師なのに母性!?

先ほど述べたように大学院生時代に僕は育児に関することをたくさん勉強しました。

看護の世界では母性看護といったりします。

今の時代性別の話をするのもどうかと思いますが…

男性でしかも精神科看護師なのに

母性というのは驚きですよね?

わかります。

僕も学生のときはそうでした。

母性なんて男性の僕には関係のない領域だと思ってました…。

※当時の話で今は思ってません。

しかし、大学院は研究テーマ別になるので、そんなの全く関係ありません。

僕の研究テーマを指導する教授が母性領域だった。

僕は僕自身でその教授から学びたいと思ったので、母性領域を躊躇なく選びました。

それだけです。

改めて、母性を学ぶと知らないことだらけで驚きの連続でした。

大学院で学ぶ母性領域は僕にとってとても刺激的で

学びの多い2年間だったことは間違いありません。

その最大の衝撃は本編とは関係ないので最後に書きますね。

過保護って何なん?

親の過保護だったり、親の過干渉だったり…

上記のようなことを言葉を聞いてどのようなイメージを抱きますか?

きっとネガティブなイメージを抱きますよね。

では、ここで読者の皆さんへ質問です。

Q1.過保護と過干渉で視点を変えるとポジティブになるのは?

 

正解は…

 

過保護です。

 

育児を精一杯やっている親御さんからすると、

過保護はわがままな子どもに成長するのでは?

当然、そのような疑問が浮かぶのは当たり前です。

今、読んだ時点でそのように思ってもらって構いません。

それでは視点を変えて考えてみましょう。

 

わがままといえば、ネガティブな印象を受けるので、

ムメカンはわがままに魔法をかけます!!

わがままではなく…

自己主張ができる

という風に視点を変えてみてはどうでしょうか?

子どもは大人の僕たちよりもはるかに好奇心旺盛です。

ときに危険なこと・物にでさえ好奇心が勝ることがあると思います。

ありとあらゆるものに興味を抱きながらも自分で考え、

自分なりに優先順位を決定し、その中で主張をしている。

こんな風に考えてみたらどうでしょう?

何か素敵じゃないですか?

好奇心旺盛なのが子どもであり、それは子どもの特権です。

そんな好奇心を伸ばしてくれるのが、過保護なんですねー。

ではでは・・・

次に、過干渉は?

そうです。

その逆です。

好奇心を抑えるのが、過干渉です。

ではまたまた読者の皆さんへ質問です。

Q2.自分の子どもにはどういう風に育ってもらいたいですか??

 

きっと立派に育ってほしいと誰もが思いますよね。

当然だと思います。

では、ここからは過保護過干渉について

もっと具体的に例を挙げて説明していきたいと思います。

 

例1 部活に入りたいという子ども

とある親子の会話です。

子どもが急に…

 

子「サッカー部に入りたい!!」

親「急にどうしたの?話を聞かせて。」

子「僕もW杯で1ミリやりたいんだもん!」

親「あれは感動だったよね。あなたもやりたいのね。わかった。」

 

最高です。

 

何が最高なのか、わかりづらいですよね…。

もう一つ例題いってみましょう!

 

例2 ゲームは1日30分までという謎のルールがある家庭

子(夜中にこっそり起きて1時間以上ゲーム)

親(知らないふりをする)

 

マジ最高!!!

 

どうでしょうか?

この例題2つは過保護でしょうか?

それとも過干渉でしょうか?

読者の皆さんならもうおわかりですよね!

そうです!これが過保護です。

ここから解説です。

最高の理由は何なんでしょう?

答えはこれ。

子どもが自ら考え、行動(言動)を親が受け入れた

というところが最高なんです。

そうなってくると、子どもは親がいろんなことを受け入れてくれるから、

好奇心がさらに刺激され、

もっと考えることが楽しくなるはずです。

きっとそんな子どもは、自由な発想柔軟な考えをもつ大人として、

育つのかなと僕は思っています。

過干渉って何なん?

そして、

過干渉の場合も一応、書いときますね。

皆さんもすでにわかっていると思いますが、

 

例1 部活に入りたいという子ども

子「お母さん、サッカー部に入りたい!!」

親「あなたは足が遅いから、サッカーはむいてない。別のスポーツにしなさい。」

 

うん…。

子どもからするとちょっと辛いですよね…。

 

例2 ゲームは1日30分までという謎のルールがある家庭

子(夜中にこっそり起きて1時間以上ゲーム)

親(起きて叱る。そしてゲーム機を隠す。)

 

そう言いたくなる親御さんの気持ちもわかります。

しかし、子どもの立場になって考えたら

やっぱり辛いですよね…。

 

この2つの過干渉…どうでしょうか?

解説していきます。

 

例1の過干渉ポイントは、

親が部活を勝手に決めようとしていること。

(子どもがなぜサッカー部に入りたいと思ったのか、気持ちを無視している)

 

例2の過干渉ポイントは、2つ。

①夜中に起きてゲームをしていることに叱ったこと。

(どうにかして30分ルールを無視できないか、子どもなりに考えて行動している)

この場面では、視点を少し変えて考えてみると

気持ちが少しラクになるかも知れません。

叱りたい気持ちもわかります。

ここはグッとこらえて少しだけ僕の考えを聞いてみませんか?

このように考えてみたらいかがでしょうか?

ゲームをするために自分なりに考えてやったんだね!!と。

考えてみましょう。

 

ゲーム機を隠したこと

(子どもなりに考えて行動したのに、なぜか叱られたあげくに好きなゲームを隠される。これでは子どもは自由な発想ができません。

次も隠されると思い、親の言うことはきくようになるでしょう。

その結果、

自分で考えることをやめてしまいます。

視点を変えてみると…

子どもの考える機会を奪っていることになるんですね。

決して、そのようなことを親御さんは望んでいないと思います。

以上のことから、

子ども自身が自分なりに考えた行動を成長をとらえる。

そして、

その本人なりの工夫した頑張りを認めてあげる。

これが過保護なのかなと。

ただし!

過保護であっても注意が必要です。

例2で考えると夜中にゲームをしすぎて、

学校を遅刻・欠席したりすることが多くなった場合は

先ほど述べたように約束事が必要です。

その場合、子どもと話し合って折衷案を一緒に考えるのがいいかと思います。

もしくは、学校へ行きたくないために

夜中までゲームをしているのかもしれません。

そこの観察は必要になってきますね。

 

過保護であれ!ということではない

ということで、

いかがだったしょうか?

実は…こちらの例題は僕の子どものときの実体験でした。笑

なので、僕自身振り返ってみると…

過干渉3~4、過保護6~7くらいだったと思います。

部活は自分で決めることはできなかったけど、

その分、それ以外では十分すぎるくらい過保護にしてもらいました。笑

しかも現在進行形です。(お恥ずかしい)。

おかげさまで今でも好奇心旺盛です。笑

最後に、

精一杯、子育てをしている親御さんに

少しでも力になれたらいいなと思って

今回はこのテーマにしました!

育児に正解はないと思いますし、

過保護を強制しているつもりもありません。

現実的、過保護10、過干渉0は無理と思います。

あくまで育児をするうえで参考にしていただけたら嬉しいなと思っているだけです。

僕自身、何不自由なく育ててもらった親には感謝してるし、

全国の育児をしている親御さんたちにはほんまに尊敬しかありません!

父ちゃん!母ちゃん!

おかげさまで僕は立派??に育ってるで!笑

そして…言い忘れてた!!

僕の最大の衝撃は…

育児をしている全国の親御さんが

育児不安を抱えていることが多いという事実でした!!

それではまた次回。

 

※2018年8月3日にアップしたブログを加筆・修正したものです。

※ここに記載されたものは私個人の意見であり、所属する組織を代表するものではありません。

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