無名精神科看護師のただの戯言ですよ。

『看護は思いやり』を信念に活動する大学教員の戯言です。

僕らしい卒業式〜大学教員キャリア迷子物語〜

目次

2024年3月某日。

4年生にとっての最後の晴れ舞台。

卒業式。

僕は会心の寝坊をかましてしまった…。

これは不器用な生き方しかできないムメカンが教授になるまでの

苦労や葛藤を描くリアルストーリーである。

僕の生き方や考え方が少しでも誰かの役に立てれれば幸いである。

絶望の卒業式5分前

目が覚めた瞬間、意味がわからなかった。

急いで電車の時間をスマホで確認するが、

怒られる恐怖で指が思うように動かない。

タクシー?

いや…給料日前の僕にそんな大金もってない。

どうしよう?が脳内を回る。

教員が卒業式で遅刻するなんて聞いたことがない。

僕は何とか支度を済ませ、急いで家を出た。

走っても電車の時間は変わらないのに、

駅まで猛ダッシュ

昨夜の僕を恨み倒しながら、

こんなときに限って返信しなければいけない

メールが大量に来ている。

しかし、電車に乗って手は動かせるものの、

そんなことやってる場合ではない。

どうすれば怒られることを最小限にできるか?

考えることはそのことばかりだ。

しばらくすると少し冷静になれて、

卒業式の開始時間を確認しようと思った。

ギリ間に合う時間だった。

頼むから間に合ってくれ。

運転手にここまで祈ったのは、

これまで生涯なかっただろう。

そして、無事に到着し、

何とか遅刻を回避できた僕は、

あたかも余裕をもって出勤してましたよと

平然とした顔で

着席して式のはじまりを待っていた。

いざ卒業式

すでに卒業式は何回も経験している僕であるが、

やはり毎回、この晴れやかな卒業生の顔を見ると

感動モノである。

式が終わると毎年、何名かの学生が

「先生!一緒に写真撮りましょう!」と

声をかけてくれる。

教員冥利に尽きる。とはこのことである。

自分を大切に、これからずっと看護師を続けてほしいと

学生には伝え、ダブルピースで写真を撮る。

少し古いかな!?

こういったお祝いの場では、

たまに珍しい機会にも遭遇する。

学生が両親を僕に紹介するのである。

僕はこの両親への挨拶が苦手で、

いつもぎこちない感じになってしまう。

自己紹介をし、

この度はご卒業おめでとうございます。

〇〇さんは~いつも~で、

とても素敵な学生でした、と

その学生とのエピソードを添えて、

挨拶をするのだが、いつも不思議な感じである。

基本的には僕より年上の方に、

教員っぽく振舞って偉そうに何か語っている自分が

とても違和感なのである。

そして、僕にとって一生忘れない出来事が起きたのである。

卒業式アナザーストーリー

いつものように両親へ挨拶を交わすと、

「すみません、これを。」

ご両親からお手紙をいただいたのである。

「子どもが無事に卒業できたのは、

先生のおかげです。本当にありがとうございます。」

何とこれまでも口頭でご両親からお礼の言葉をもらったことは

あるが、お手紙までもらった経験はない。

僕みたいな教員に…

(直前まで遅刻しそうで必死だった)

手紙を書こうと思ってくれたことが嬉しかった。

この学生は特に僕を頼ってくれて、

何か困ったことがあれば、

いつも僕を頼ってくれていた。

正直、そんな時間がこれからは無くなるのか、と

少しだけセンチメンタルになっていた

自分がいるぐらい忘れられない学生の1人だ。

そんな学生のご両親からのお手紙。

僕が本気で学生と向き合っていたのが、

伝わったんだな。

最後にその手紙の一部をこちらに残して、

終わろうと思う。

子どもが明るく社交的に変われたのも

先生のお陰です。

本当にありがとうございました。

泣いてもええやろか。

※ここに記載されたものは僕個人の意見であり、

所属する組織を代表するものではありません。

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