無名精神科看護師のただの戯言ですよ。

『看護は思いやり』を信念に活動する大学教員の戯言です。

絶望を贈ろうか?〜大学教員キャリア迷子物語年間報告〜

目次

2024年3月30日。

明日で年度が終わる。

僕にとって最悪…いや…魔の1年間だった。

今年度の出来事をまとめようと思う。

これは不器用な生き方しかできないムメカンが教授になるまでの苦労や葛藤を描くリアルストーリーである。

僕の生き方や考え方が少しでも誰かの役に立てれれば幸いである。

絶望をお贈りする6月編

何かを信仰しているわけではないが、

神でも仏でも縋れるものがあるなら

縋りたかったこの1年。

初期のブログで書いたと思うが、

今年度は僕にとって大切な時期だった。

僕は昇進の話があると思っていた。

2023年6月。

僕は看護学部のトップに呼ばれた。

もちろん、今年度の頑張り次第で

来年度、昇進させようと思っているという話だと

ワクワクしていた。

結果。

普段の教員として態度。

何とトップからの最低評価。

当時の思いはこちら。

mumekan.com

僕が昇進にどのくらい懸けていたか。

僕なりにこれまで一生懸命やってきたのに、

最低評価。

絶望しかなかった。

絶望をお贈りする12月編

時は変わって2023年12月。

評価されないならば評価してくれるところへ

転職するしかないとあの日に決めて、

転職活動を行っていた。

周りの教員たちからも絶対、内定もらえると

言われて臨んだ結果…

不採用。

当時の思いはこちら。

mumekan.com

転職先が病院だろうと施設だろうと

訪問看護ステーションだろうと、

皆さんと思いは同じです。

僕がどれだけの希望をもって、

転職活動をしていたか、

慎重に慎重に

転職先を選び、採用試験を受けた結果がコレ。

人生で最悪な年末年始を過ごした。

絶望をお贈りする2月編

年は明け、2024年2月。

研究助成、不採択。

この助成金を受けているか、受けていないか、

教員としてのステータスはかなり変わる。

僕自身も何度も何度も書類を修正し、

自信をもって提出した結果がコレ。

当時の思いはこちら。

mumekan.com

職場内での評価は最悪、

転職も失敗、助成金も受けれない。

僕自身、僕の存在を否定せざるを得ないこの状況。

思うようにいかない人生。

立ち上がっては潰され、

立ち上がっては潰され、

僕の気力はドンドン削がれていく。

生きる意味はあるのか?

待っている未来は絶望なのか?

絶望をお贈りする3月編

2024年3月。

論文、不採択。

条件付き採択の結果をいただき、

条件をクリアするために一生懸命修正し提出した。

しかし、ダメだった。

教員のキャリアアップには業績がかなり重要である。

その真っ先に挙げられるのが、論文の数である。

たかが論文1つ、されど論文1つなのである。

その論文が不採択になり、

僕のキャリアアップの道がますます遠くなる。

なぜ不採択なのか?

教員として、研究者として、

全否定されている気がした。

絶望と希望の光

2024年3月30日。

今日も僕は僕らしく生きている。

このブログを書くにあたって、

この1年間を振り返ったが、

思い出すだけでも、悲しみが増幅する。

本当に何もかも上手くいかない1年間だった。

よく生きてるなと感心すら覚える。

ここでは簡単に書いているが、

転職活動で作成した書類は10000文字。

助成金を獲得するために作成した書類は10000文字。

論文は8000文字。

そんなの簡単に書けるわけない。

長い時間を要して、

何度も何度も見直して、

修正して、自分が納得いくまで魂をこめて

書いたものである。

内定、採択といったその瞬間のために

人生を懸けて書いた。

しかし、失敗した。

皆さんも少なからず僕みたいな経験があるはず。

上司が認めてくれない。

転職活動が上手くいかない。

自分が取りたかった資格試験に落ちる。

人生の大勝負で失敗したことがあると思う。

僕から言えることは、

自分が自分を諦めたら終わりだということ。

諦めるのは簡単。

落ちるのも簡単。

それで最期に納得できますか?

僕は納得できる人生を送りたい。

失敗ばかりでメンタルもだいぶやられるけど、

楽しく人生を送りたいし、

やりがいをもって仕事をしたい。

それならば、挑戦するしかない。

何度も何度も。

この失敗した経験を僕は学生や皆さんに伝えていきたい。

自分の可能性を諦めんな。

2024年3月下旬。

僕の研究アイデアが採択され、

とある団体から助成金を受けることになった。

世間が今、最も注目している精神疾患である。

この書類を提出したのが9月。

偶然ではあるが、

世間が最も関心を高めている時期に

この研究をやれることを誇りに思う。

助成金額も僕の年収半分以上である。

からしたらとてつもない金額ではあるが、

やるしかない。

そして、最後に言いたい。

これだけ失敗を重ねてきた僕でも、

僕を信頼してくれた職場の上司、

精神科訪問看護の同僚、SNSを通して知り合った友だち、父ちゃん、母ちゃん、地元の友だち、後輩、

元職場の先輩・同僚、学生、卒業生。

このブログを読んでくれている皆さん。

本当に感謝しかない。

僕が今日まで明るく楽しく生きれているのは、

皆さんあってのことです。

僕を信頼してくれてありがとう。

今年度は落ちるところまで落ちた。

明後日から新年度。

跳ぶぞ。

これは不器用な生き方しかできないムメカンが教授になるまでの苦労や葛藤を描くリアルストーリーである。

僕の生き方や考え方が少しでも誰かの役に立てれれば幸いである

※ここに記載されたものは僕個人の意見であり、

所属する組織を代表するものではありません。

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