無名精神科看護師のただの戯言ですよ。

『看護は思いやり』を信念に活動する大学教員の戯言です。

転職試みた結果…〜大学教員キャリア迷子物語〜

目次

2023年12月の末。

1つのメールが最悪の年末年始を迎えるのである。

【厳正なる審査の結果、ご要望に添いかねる結果となりました。】

転職失敗。

これは不器用な生き方しかできないムメカンが教授になるまでの

苦労や葛藤を描くリアルストーリーである。

僕の生き方や考え方が少しでも誰かの役に立てれれば幸いである。

幻想のウイニングラン

僕は今年度、密かに転職活動を行っていた。

そして、この転職活動を必ず上手くいくと思っていた。

何せ合格フラグがすでにたっていると思っていたからだ。

一次試験を通過。

二次試験は年末。

採用する側としては、年内に確保したいはず。

年明けではなくわざわざ年内に試験日を設けたということは、

そういうことだろう、と。

そして、応募から試験までの期間が1ヶ月。

試験までこれほどの時間を要したということは、

そういうことだろう、と。

とにかく当時の僕は全てのことを前向きに捉えていた。

人生を懸けた大勝負

転職をしながら職位を上げていくというのは、

大学教員の転職活動あるあるだ。

まさに僕もこれを狙っていた。

そして、もう一つ。

大学はポストが空かなければ昇進できない。

例えば、僕がいくら教授になりたくても、

すでに教授がいる場合、どんなになりたくても、

難しいのである。

同じ領域に2人も教授はいらないというのが、

概ねセオリーである。

もちろん特例もあるが。

いちおう今の自分はこれに該当するため、

今年度、僕は人生を懸けて勝負に出たのである。

敗北者の年末年始

何もやる気が出なくなった。

Xも12月28日で止まっていたのは、そういうことである。

過食とゲームをくり返す日々。

僕のメンタルは落ちるところまで落ちた。

悔しくて悔しくて溜まらなかった。

試験の翌日には不採用の連絡があり、

これも僕もメンタルに更にダメージを与えた。

落とすなら一次で落としてほしかった…。

なぜ二次試験をした?

翌日に不合格通知を出すなら、すでに決まっていたんじゃないか?

不毛な推測がさらに僕のメンタルを傷つける。

僕は必要とされていない。

僕は大学教育に向いていない。

僕は教授になれない。

僕は持たざる者。

今まで考えたこともないようなネガティブワードが

脳内ループする。

最悪の年末年始だ。

果てしなく遠い

この年齢になってなぜこのような思いをしなければいけないんだ。

挑戦することに意義があるとかカッコつけて言ってたけど、

本当にそうだろうか…。

夢を追うことに何の意味がある?

転職先には御縁がなかったんだと思えたら

どれだけ楽か…。

そう思うしかないと頭ではわかっていても

それができない。

必要とされる人間になりたかったのに、

なれていない自分がそこにいる。

人生は本当に難しい。

これからも転職活動を続ける気力があるのか、

正直、今もわからない。

これ以上、傷つきたくない自分がいるというのも本音だ。

教授になるという夢がまた遠ざかった…。

残念な報告となったことを本当に申し訳ない。

また前を向けるその日が来るまでは、

静かに待とうと思っている。

とにかく今は何もやりたくない。

 

※ここに記載されたものは僕個人の意見であり、

所属する組織を代表するものではありません。

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