目次
吉報を信じて1年、僕の夢は無残に散った。
2023年4月
僕は決心する。
これは不器用な生き方しかできないムメカンが教授になるまでの
苦労や葛藤を描くリアルストーリーである。
僕の生き方や考え方が少しでも誰かの役に立てれば幸いである。
挫折からの再生
アレから半年以上が過ぎている。
アレ？もちろん昇進のことだ。
去年に続き、2年連続「なし」になった。
しかし、今年は去年に比べてなぜか落ち着いている。
昨年、あれだけ悲しんでいたのに。
昇進できない意味がわからなかったし、
散々、友人に愚痴を聞いてもらった。
それもあってか、
言われたときは
やっぱりね。だった。
というのは冗談で
詳細は以前のブログを読んでほしい。
しかし、今は落ち着ている。
確かにあのとき僕の人生は瞬間的に終わったのかも知れない。
だけども僕は明日を生きなければならない。
悲しんで嘆いていても、
誰かのせいにしても
人生は好転なんかしない。
ならばこの現実を受け止め、
自分自身を客観視して、自分のやるべきことは何か？
自問自答をするしかない。
自身を見つめる作業はとても苦痛で不快しかない。
何せ、僕にはダメなところが多すぎる。
・すぐに敵か味方を判断してしまうこと
・自分の中で敵と思い込んでしまったら、自分を出さない。
・VS構造を作りやすい。
・即レス苦手。
・挨拶苦手。
・既に出来上がっているグループの輪に入れないではなく、
入りたくない。
・見た目で僕を判断する人、全員敵。
・興味のない話は聴けない。
・他罰思考で自己中。
などなど。
もう最悪だ。
挙げだしたらキリがない。
しかし、こんなこと、実は、どうでもいいと思っている。
人間なんだから短所の1つや2つ、いいや、9つぐらいあるでしょ！？
と思っている。
大事なことは、
僕には何ができて、何ができないのか？
そして、
何をしているときに自分らしくいられるのか？
ダメなところを探すより僕にとって1万倍大事なことだ。
できないことはしない。
ダメなところは良いところで補う。
わがままな僕という人間を理解してもらう。
僕はそうやって生きてきた。
僕らしく生きる。
これが僕の人生における最大のテーマである。
自分のために生きるという選択
ある日、僕は気付く。
誰かに僕自身の人生を委ねてきたことに。
・学生に一生懸命関わっていれば評価してくれるかも知れない。
・業務を一生懸命やっていれば評価してくれるかも知れない。
この2つの考えには必ず【誰かが】が入っているのだ。
誰かのために生きて誰かに一定の評価を得ることはもちろん素晴らしいことだと思うし、その生き方を否定する気もない。
僕がここで言いたいことは、
僕自身が僕らしく生きているうえでやっていたのか、どうかである。
僕は知らない間に
誰かに評価を委ねて、誰かに評価を得るために生きていたのである。
その結果、僕らしく生きていなかった。
自分の人生なのに。
死ぬほど後悔した。
誰かのために生きてキミは楽しかったか？
どのように生きても結果が同じならば、
もう少しエゴを出していいのではないか？
よし！僕は僕のために生きよう。
僕がやりたいこと、やってみたいことを全力でやろう！
決心したら早い。
僕は今年、去年までとは全然違う教員ムーブをぶちかましている。
今は言えないが、色んなことに挑戦している。
昇進できなくてもいい。
僕は僕のために生きている。と実感することが重要なのだ。
その先に昇進できる未来があると信じてあとはやるだけ。
願いが叶わなくとも次は絶対、後悔したくない。
自分がやりたいことをやった結果、失敗であったなら、
その失敗を素直に認め、そこから得た経験をまた次へと生かすだけなのだ。
最後に
僕が常に頭に入れていることについて語らせてもらう。
この仕事は誰のためにやっていますか？
※ここに記載されたものは僕個人の意見であり、
所属する組織を代表するものではありません。
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