無名精神科看護師のただの戯言ですよ。

『看護は思いやり』を信念に活動する大学教員の戯言です。

学生の夢を笑わない~大学教員キャリア迷子物語~

目次

「先生!看護の歴史に名を残したいです!」

2024年2月10日。

今年度も全ての実習指導を終えた。

毎年、思うことだが、

この中に1人でもいいから、

精神科看護師になりたいと思ってくれる

学生がいてくれたら嬉しいなと思いながら

学生と日々、向き合っている。

これは不器用な生き方しかできないムメカンが教授になるまでの

苦労や葛藤を描くリアルストーリーである。

僕の生き方や考え方が少しでも誰かの役に立てれれば幸いである。

学歴?偏差値?そんなの関係ないでしょ

客観的にみればお世辞にも偏差値が高い

看護大学とは言い難い。

現実的な話ならいくらでもできる。

しかし、そこで学生の夢を否定するのは違うと思う。

まだ20代になったばかりの看護師の卵に対して、

現実を突きつけるにはまだ早すぎると僕は思っている。

いくら現実離れしていようが、

夢をもつことはとても素敵なことだし、

どんな夢をもとうが学生の自由だ。

そんな学生の夢を教員だからといって、

否定する権利はない。

学生が夢を語ってくれたとき、

決まって僕は学生と夢を競うようにしている。

それなら…

僕は看護と医療に歴史を残すのでよろしくね!!

ついつい学生の夢より大きな夢を言ってしまう。

僕の悪い癖だ。

お互い夢を叶えられるように努力していこう!

というのが実習最終日の面談での

僕の決め台詞だ。

あのギラギラした20代特有の無敵感は

嫌いじゃない。

僕もたくさん刺激をもらっている。

学生の夢を応援する

教員は学生の可能性を潰すことが役割なのだろうか?

巷で良く聞く。

あなたは看護師向いてない。

というパワーワード

僕も学生時代何度も言われた。

教員にそんなこと言う権利あるのか?

むしろそんなこと言うあなたの方が

教員(看護師)に向いてないんじゃない?

と今なら思う。

僕は学生にそんなことは絶対言わない。

看護師に向いてないと学生が思っているなら

看護師、向いてるかも!?と思わせるのが

教員の役割だと思っているから。

どんな声かけをすれば気付いてくれるのか、

どういう風に説明すれば看護って面白いかも!?

楽しいかも!?と思ってくれるのか、

そんなことばっかり考えている。

看護学部に入学してくれた以上、

少しでもいいから看護師として可能性を感じてほしいと

心から本気で思っている。

学生が夢を語ってくれたとき、

一緒に考えるようにしている。

その夢を叶えるためには

どのような学生生活を残された時間で

過ごしていけばいいのか、

夢からの逆算で、

ここをもう少し〇〇〇したらもっと良くなる。

少しずつ〇〇〇が良くなってきてるじゃん!

など学生の背中を少しだけ押せるような

助言をしている。

挫折を何度も経験した学生たちは口癖のように

自分たちには無理と言うが、

そんなの関係ない。

学歴や偏差値が仮に低くかったとしても、

やる気さえあれば何とかなる。

現に学生時代、問題児だった僕が

なぜか教員をしている。

僕自身、教員になるなんて夢にも思っていなかった。

人生、何が起こるかわからないし、

本当に自分の可能性を大いに感じてほしいと思っている。

夢は無限大。

 

※ここに記載されたものは僕個人の意見であり、

所属する組織を代表するものではありません。

※ここに登場する人物はフィクションであり、

実在の人物とは一切関係ありません。

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